四日市SG法律事務所

Ｆさんは母親が入院した際の入院費用を立て替えて支払うためにある債権者から７０万円以上を借りていました。また、それ以外の債権者に自動車ローンとして１５０万円を借りていました。それまでは、ある債権者への月々の返済が２万円と自動車ローンの返済が月々２万５０００円を支払えていましたが、コロナの影響で収入が減り、自動車ローンの返済しかできなくなりました。

Ｆさんはある債権者への返済ができない状態が続き、裁判所に支払うように訴えられ、判決が出されてしまいました。

Ｆさんは給料や預金が差し押さえられるおそれがあったことから、自己破産も考えましたが、自動車を返却すると勤め先に行くこともできません。そこで、当事務所に相談に来られました。その結果、自動車ローンはそのまま支払い、自動車は使用しながら、判決が出された７０万円以上の借金について月々１万２０００円ずつ分割で支払うことで合意できました。