HOME > 解決実績一覧 > 会社を破産させつつ、個人では再生手続きにより自宅を残せた事例(四日市)
記事更新日:2023.03.06
Ⅰさんは、もともと個人事業主だったのですが、新しく会社を設立し、代表者として会社を経営していました。最初は、売り上げが上がっていき、うまくいっていたのですが、大口の取引先との間でトラブルがあり、取引が切られてしまったこともあり、年々売り上げが下がっていて、会社の借金の返済が遅れるようになりました。また、代表者として個人で保証人になっていたこともあり、個人でも返済を迫られるようになりました。
Ⅰさんは、会社は倒産せざるを得ないと思っていましたが、Ⅰさんには自宅の住宅ローンがあり、個人で破産すると自宅も手放さなくなってしまい、当事務所に相談に来ました。
相談した結果、会社は破産させるとして、個人では、再生手続きを行うことで住宅ローンは払い続けて自宅は残したまま、個人の借り入れや保証人として支払わないといけないものについては、5分の1に減額して返済していくことにしました。
その結果、Ⅰさんは、自宅を残しつつ、新たに勤め始めることにより、新しい生活をスタートさせることができました。