四日市SG法律事務所

Ｃさんには、二人の子供がいました。長男が大阪の大学に進学して、毎月１５万円から２０万円を仕送りしていました。Ｃさん自身は手取りが月５万円程度でしたが、夫は月３５万円くらいあり、返済していくことはできました。

その後、長女が専門学校に進学して、入学金や授業料で１００万円以上が必要になり、さらに借金をするようになりました。

Ｃさんは、夫の収入を合わせ、仕送りと借金の返済をしていました。長男が大学を卒業して仕送りをする必要がなくなりましたが、それでも借金を返済しても、利息のみを返済しているようになり、借金の総額は変わりませんでした。

Ｃさんはこのまま返済を続けても完済はできないと思い、当事務所に相談に来られました。Ｃさんの借金は生活費や学費の支払いでできたものだったことから、自己破産をすることにしました。

自己破産を申し立てて、免責が認められ、新しい生活を送ることができました。