四日市SG法律事務所

Ｆさんは、生活費が足りずに１０万円を借りました。その後、月々３万円を返済して完済できました。しかし、仕事をやめてしまい、新しい仕事が決まるまでの５カ月間は収入がまったくなかったので、借金をして生活をしていました。

Ｆさんは、仕事をしている時は、生活に余裕があり、自動車を購入するために７０万円のローンを組みました。手取りは月１５万円で、毎月の返済額は４万円で返済していくことができました。

しかし、Ｆさんは結婚をしたのですが、その夫には多額の借金があり、その返済をするためにＦさんはさらに借金をしました。Ｆさんは気が付くと月々に返済しなければならない１０万円となり、返済ができなくなり、自己破産をすることしました。

Ｆさんは弁護士に依頼して、自己破産の申立てを行ったのですが、破産の開始決定が出るまでの間に交通事故を起こしてしまいました。Ｆさんは、交通事故の相手から車の修理代金を請求されましたが、事故の相手も債権者に加えて、その修理代金も自己破産の手続きにより免責されました。