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ブラックリストの削除代金として50万円を支払ったが削除されず自己破産した事例(鈴鹿市)

記事更新日:2024.02.01

Tさんは、借金があり、いわゆるブラックリストに載ってしまい、クレジットカードを作れなくなり、新たな借り入れもできなくなりました。Tさんは、生活するうえでクレジットカードがないと不便であったことから、クレジットカードを作りたいと思っていました。インターネットを見ていたらブラックリストから削除でき、新たにクレジットカードを作れるという広告を見ました。Tさんはブラックリストから削除できるなら思い、その広告に申し込みました。すると削除代金として50万円が必要ということで、親族から借りることで何とか50万円を用意して支払いました。しかし、50万円を支払ってもクレジットカードも作れないままであり、調べた結果、ブラックリストから削除されていませんでした。

Tさんはこれ以上借金を返済できないと思い、当事務所に相談に来られました。

Tさんは、詐欺にあったことなど借金ができた理由を正直に裁判所に伝えたところ、無事に自己破産と借金の免責が認められました。

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